受験情報

2021.08.01

明治大学のAO入試(総合型選抜)を徹底紹介!特徴や流れも解説

目次

明治大学のAO入試(自由選抜入試)の概要

明治大学のAO入試には、どのような特徴があるのでしょうか。


明治大学AO入試の基本情報

AO入試は、推薦入試とともに「総合型選抜試験」と呼ばれます。全国で見てみても人気の高い明治大学は、倍率も高め。ただ、学部によって倍率には差があります。例えば農学部の場合は1.5倍と比較的低いですが、文学部心理社会学科現代社会学専攻の場合は19倍にもなります。
明治大学には10個もの学部がありますが、AO入試を導入しているのは以下の4学部のみなので、注意が必要です。
・文学部 ・政治経済学部 ・理工学部 ・農学部
その他の学部に関しては一般入試がメインとなっています。農学部などはほかの大学と比較しても倍率は低めなので、狙い目でもあります。出願資格も評定のみなので、比較的緩いです。併願で受けておくのも良いでしょう。ただ、学部によっては出願資格が厳しく設定されているところも。特に政治経済学部などは英語の資格が必須になるので、注意が必要です。
このように、学部によって出願資格の難度が高いところと比較的緩いところがあるのが、明治大学のAO入試の特徴です。自分の受験する学部の必要条件をしっかりとチェックした上で出願をしなければなりません。

明治大学AO入試の特徴

明治大学の学部は、全部で10個。学部によって提出書類や審査方法が異なるので、該当する学部の要項をしっかりとチェックしておく必要があります。
明治大学の建学理念である「権利自由、独立自治」を意識しながら受験対策に臨みましょう。

どのような人が求められている?

明治大学が受験者に求めていることは、志望する分野に興味関心を持ち、強い熱意で学んでいく意欲がある人。明朗な性格で将来性が見込める学生を欲しているのです。積極性や行動力も重要そされています。

学部ごとのAO入試の出願条件

AO入試は各学部ごとに出願の条件が異なるので、あらかじめチェックしておきましょう。基本的な条件としては、以下を参照ください。
・高等学校若しくは中等教育学校の卒業者及び卒業見込み者 ・高等専門学校の第3学年の修了者及び修了見込み者 ・高等学校卒業者と同等以上の学力が認められる者

法学部

AO入試はありません。

商学部

AO入試はありません。

政治経済学部

基本的な出願資格に加え、以下の条件のうちいずれかを満たしている者。
IELTS(Academic Module) 6.0 以上 TOEFL○R iBT 68 点以上 TOEIC○R(L & R) 680 点以上 TOEIC○R(4 技能) 950 点以上 TEAP(4 技能) 285 点以上 ケンブリッジ英語検定 153 点以上 国連英検 B 級以上 実用英語技能検定(英検) 準 1 級以上 Goethe-Institut 統一試験にてGoethe-Zertifikat B1以上の級で総合点6割以上 DELF・DALF試験 DELF B1 以上の級で合格 HSK筆記試験 3級以上の級で総合点6割以上、若しくは口頭試験中級以上の級で6 割以上

文学部

基本的な出願資格若しくは、以下の条件を満たす者。
・高等学校の第3学年1学期末まで,または前期末までの全体の学習成績の状況が3.5以上の者 ・学内外の特定分野に優れた能力を発揮した者 ・海外において外国の教育課程に基づく高等学校を卒業・卒業見込みで、以下の条件を満たす者 1.日本国籍を有する者または入管法による「永住者」もしくは入管特例法による「特別永住者」 の在留資格を持つ者 2.海外において外国の教育課程に基づく高等学校を卒業・卒業見込みの者 3.成績証明書の提出が可能で、なおかつ外国語検定を受験し,有効な公式スコアまたは合格を証明する書類の提出が可能な者 4.学内外の特定分野に優れた能力を発揮した者

理工学部

基本的な資格のほか、学科によって必要な資格が追加されます。 機械情報工学科・建築学科 高等学校3年1学期までに数学・英語(16単位以上)・理科(物理基礎・物理・化学基礎・化学のうち3 科目)の評定平均値が3.8以上

農学部

基本的な資格を満たしていればOKです。

経営学部

AO入試はありません。

情報コミュニケーション学部

AO入試はありません。

国際日本学部

AO入試はありません。

総合数理学部

AO入試はありません。

学部ごとのAO入試の募集人数と倍率

法学部

AO入試はありません。

商学部

AO入試はありません。

政治経済学部

政治経済学部のAO入試の募集人員は政治経済学科が10名、経済学科が20名となっています。倍率に関しては4.4倍(2019年)。学部による倍率の開きが多い明治大学の中では、一般的な倍率に近いでしょう。
グローバルな社会で通用するような学生が求められているので、提出書類も外国語系の資格が必要です。ただ、外国語の資格を提出することができれば、志望理由書や自己推薦書などは不要なので、受験に対する準備は少なく済みます。
また、試験では資料の読み解きなどの問題が出題されます。面接においては学部の学問への興味関心、またコミュニケーション能力が重視される傾向にあります。必須ではありませんが留学を推奨している学部なので、面接では志望理由などに反映させると良いでしょう。

文学部

文学部文学科には、さまざまな学科や専攻があり、それぞれ倍率が異なります。募集人員については明確にされていませんが、倍率を以下にまとめたので、チェックしてみてください。
【文学科】 日本文学専攻 5.3倍
英米文学専攻 3.3倍 ドイツ文学専攻 1.0倍 フランス文学専攻 2.4倍 演劇学専攻 7.0倍 文学メディア専攻 11.0倍
【史学地理学科】 日本史学専攻 11.0倍 アジア史専攻 7.0倍 考古学専攻 7.0倍 地理学専攻 4.0倍
【心理社会学科】 臨床心理学専攻 9.5倍 現代社会専攻 19.0倍 哲学専攻 7.0倍
文学科では演劇学専攻や文学メディア専攻以外は、倍率が低めの傾向にあります。また、史学地理学科では日本史学専攻が圧倒的に倍率が高いです。心理社会学科の現代社会専攻は明治大学全学部全学科の中でも圧倒的に倍率が高くなっています。
文学部は政治経済学部と並び、明治大学の中でも人気のある学科なので、自然と志望者も多く、倍率は高くなりがちなのです。

理工学部

理工学部のAO入試の募集人員は、多くはありません。2019年のデータでは、以下のようになっています。
・電気電子生命学科 電気電子工学専攻 7名 生命理工学専攻2名 ・機械情報工学科 機械情報工学科4名 ・建築学科 5名 ・応用化学科 9名
いずれにしても各学科10名に満たないのが特徴です。さらに、倍率に関しては以下の通り。
電気電子生命学科 電気電子工学専攻 6.3倍 電気電子生命学科 生命理工専攻 3.2倍 機械情報工学科 2.5倍 建築学科 2.7倍 応用化学科 3.8倍 情報科学科 5.8倍
募集人員も少ないですが、応募人数も少ないためか、倍率はさほど高くはありません。最も多いのが電気電子生命学科の電気電子工学専攻。最も少ないのは機械情報工学科の2.5倍です。応用工学科に関しては出願資格は特にないので、受験のハードルは比較的低めとなっています。

農学部

農学部は比較的受験難度が低い学部です。受験資格は評定のみで、資格やスキルの証明書提出などはありません。
募集人員は明確にはされていませんが、倍率は学科によって1.9〜2.2倍程度。難易度は高くはありませんが、志望理由書と自己PR書はそれぞれ1,000文字が必要。きちんと準備をして臨むことが必要です。

経営学部

AO入試はありません。

情報コミュニケーション学部

AO入試はありません。

国際日本学部

AO入試はありません。

総合数理学部

AO入試はありません。

明治大学の入試を徹底解説!入試方式や学部ごとの入試科目もご紹介

明治大学AO入試の併願におすすめの大学は?

明治大学のAO入試では、文系の学部が少ないです。採用しているのは文学部と政治経済学部くらいですが、倍率はやや高め。そのため、併願をするのであれば理工学部や農学部にAO入試を設定している大学を選ぶのがおすすめです。
例えば、上智大学や立教大学。理工学部でAO入試や推薦入試を採用しているので、併願にぴったりです。
また、政治経済学部を受ける場合にはドイツ語やフランス語などの外国語資格を持つ場合には、他の出願書類が少ないので、一般入試との併願もおすすめです。

明治大学AO入試の特徴

明治大学のAO入試には、どのような特徴があるのでしょうか。

出願資格のハードルは低め

出願の際の資格提出が少ないのが、明治大学のAO入試の特徴です。文学部や農学部に関しては評定のみで受験が可能です。政治経済学部に関しては外国語の資格を持っていることが必須条件ではありますが、その分必要な出願書類が少なく なっています。

二次試験の対策も必要

明治大学では1次選考(書類審査)の資格や提出書類が少ないため、比較的受験のハードルは低めとなっています。学部によっては評定のみでの審査となるところもあり、準備に手間がかからないのが大きなポイントです。
ただ、将来性のある若者の入学を理想としている明治大学では、一次試験合格後の二次試験を重視しています。コミュニケーション能力などもチェックされるので、面接の対策を十分にしておかなければなりません。

学部や学科によって倍率が大きく異なる

明治大学には10こもの学部があります。そのうちAO入試を採用しているのは4学部ですが、倍率は1.0〜19.0と非常に差が大きいのです。もっとも少ないのももっとも多いのもともに文学部。農学部や理工学部は比較的倍率は平均的となっています。自分が受けたい学部の倍率をしっかりとチェックしておくことが大切です。

明治大学AO入試の流れ

明治大学のAO入試には、一次選考と二次選考があります。それぞれの流れを見ていきましょう。

一次選考(書類選考)

一次選考は、主に書類選考です。以下に必要な書類をまとめてみました。

志望理由書

志望理由書は、明治大学の受験する学部を志望した理由について記載します。具体的に書くほど評価をもらいやすくなります。ほかの大学ではなくなぜ明治大学のその学部を選んだのか、詳細を記載しましょう。

自己PR書

自己PR書は、自分の魅力であると思う点、また得意なことなどを記入します。経験や人柄、自分ができることについてできるだけたくさん記載しましょう。自分ではよくわからないという場合は、ほかの人に聞いてみるのも一つの手段です。

エントリーシート

エントリーシートは、志望理由書と一緒にしているところもあります。志望動機や自己PR、将来の目標などについて記載します。こちらは設問形式になっており、回答する形で記入していく場合が多いです。

外国語検定試験証明書

明治大学では、経済学部の場合は外国語のスキルが選考の一つの基準となります。そのため、出願にあたって外国語検定の証明書を提出する必要があります。ほかの学部ではありませんが、経済学部を受験する場合には頭に入れておきましょう。

二次選考

書類審査に合格すると、今度は二次選考となります。面接や小論文などの提出が求められるので、準備をしておきましょう。

面接

近年では世界情勢を考慮して、オンラインでの面談が行われる場合が多いようです。面接ではエントリーシートなどをもとに、志望理由や自己PRについて問われます。得意な分野ややりたいことがある場合は、この場で十分に面接官に披露しましょう。

特別講義

農学部の維持試験では、講義を聞いて設問に答えるテストもあります。こちらは講義を真面目に聞いていないとわからないものもあるので、注意しましょう。システムとしては、講義の動画を見て、レポートを提出する形式になっています。

まとめ

今回は、明治大学のAO入試について、流れや特徴を紹介してきました。明治大学では10学部のうち、4学部がAO入試を採用しています。各学部各学科によって倍率には開きがあるので、自分の受ける予定の学部の情報をチェックしておきましょう。
文学部以外は平均的な倍率となっていますし、評定のみの条件で受験できるところも多いです。理数系はほかの大学との併願もおすすめなので、ぜひ利用してみてください。