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2021.08.01

【明治大学理工学部】入試情報や学部の雰囲気、就職状況を徹底解説

目次

明治大学は、歴史と伝統を誇る大学として知られています。
文理10学部28学科を擁する明治大学では、世界を舞台に活躍する人材に要求される分野の垣根を越えて幅広く物事をとらえる視点を養えます。
また自主性を重んじる大学としても有名で、卒業者の多くが各分野で活躍しているのが特徴です。
その明治大学の中でも、理工学部は個を強くする教育で人気です。
では、実際に明治大学の理工学部はどのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、明治大学理工学部について解説します。

明治大学理工学部の基本情報

明治大学理工学部は、個性的なカリキュラムを組むことで学生を1人の人間として立派に成長させる土台が整っています。
明治大学理工学部の基本情報について、より詳しく解説します。

明治大学理工学部の学科

サイエンスとエンジニアリングの世界では、明確に専門分野が分かれています。
明治大学理工学部では、理工学部という大きなくくりではなく、より専門的なスキルや知識を習得することを目的として、次の8学科に分類しています。
l 電気電子生命学科(電気電子工学専攻・生命理工学専攻):電子・情報・通信・エネルギーなど様々な分野で常に時代の最先端を行く技術を学べる学科
l 機械工学科: 身の回りにある様々な機械の原理を学んで、機械やシステムを設計、開発する能力を養える学科
l 機械情報工学科: ロボットや医用システム、鉄道技術、エンジン、設計システムの研究開発、製品寿命の推定方法などの教育研究を通じ、技術イノベーションを実現するエンジニアを育成する学科
l 建築学科:理論や方法(デザイン)として具体的に追求する手法を学べる学科
l 応用化学科:無機化学や有機化学、物理化学、分析化学、化学工学の5大基礎分野から高度な応用を含め、幅広い視野と独創性をもった人材を育成する学科
l 情報科学:情報に関する基礎理論やコンピュータのソフトウェアとハードウェア、情報システムや他分野との境界分野について学べる学科
l 数学科:講義や演習を通じて、数学をより広く・理解して数理的思考力を養える学科 l 物理学科:物理学の一般原理や実験事実との関連を確実に学んで、基礎を理解した上で応用力を養える学科
以上の学部で4年間基礎をしっかりと学んだ上で、さらに大学院博士前期課程の2年間で専門的研究を通じ、より一層の問題発見や解決能力が獲得可能です。
学部と大学院理工学研究科が連携した教育課程を実施することで、学生に多くの選択肢をもたらしています。

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明治大学理工学部のキャンパス

明治大学理工学部は、明治大学生田キャンパスにあります。 緑豊かな多摩丘陵の高台に存在している生田校舎では、最新の研究や実験設備を兼ね備えています。
主に第二校舎D館を使用していますが、2011年に完成した新しい校舎です。
機械系学科と応用化学科の研究室や、基礎化学実験室などで構成されています。
2~6階各所にラウンジやホールがあり、自然環境を眺望できるために創造力を養いつつ、交流の場としても広く活用されています。

明治大学理工学部の男女比

明治大学理工学部の学生数は、2020年度現在では4,147名の学生がいます。
男女比率を見ると、男性は3,474名で83.3%、女性は697名で16.7%となっています。
一般的には、理工学部は男性が多い学部と認識されていますが、明治大学でも例に漏れず男性比率が多いのが特徴です。

どのようなことを学ぶのか

明治大学では、個を強くするという理念により、幅広い学生が学んでいます。
高度技術社会において、日進月歩で新しいテクノロジーが誕生しています。
そのような状況下で活躍する人材を育てるために、学生一人ひとりが自立して未来を切り開く能力を身につけることが可能です。
科学技術の分野においては、専門的な能力だけでなく広い視野と的確な判断力を持ち合わせた人材が市場では求められています。
このニーズに応じるため、技術者や研究者としての基礎力を鍛えるだけでなく、人文社会の素養が必要です。
また、明治大学では多くの人との出会いを通じ、ひとりの人間として成長することが重要と考えています。
理工学においては、より専門性を高めることを目的として大学院への進学を志す学生が増えています。
それに応じて、明治大学理工学部では学部と大学院が連携したカリキュラムが提供されているのです。
具体的には、4年次に卒業研究や卒業設計を大学院生と一緒になり取り組んだり、大学院の講義科目を先取りで履修できます。
他にも、聖マリアンナ医科大学等の近隣の大学と協定を結んで、共同の研究会を実施するなどの取り組みを行っています。
また、最新の装置や設備が提供されており、学生が自由に使用できる環境が整っているのです。
これにより研究成果を海外の学会で発表するなど、研究生活を通して講義だけでは習得できない経験を積むことが可能です。

明治大学理工学部の入試情報

明治大学理工学部で学ぶためには、まずは試験に合格しなければなりません。
試験の傾向などを把握して、適切に対処した上で入試に臨むことが重要です。
では、明治大学理工学部の入試にはどのような傾向があるのでしょうか?
ここでは、入試に関する情報を紹介します。

明治大学理工学部の学科ごとの偏差値

明治大学理工学部の偏差値は、57.5~62.5となります。
具体的に、各学科別の偏差値は下記の通りです。

l 機械工:学部別-57.5、全学部統一-60
l 機械情報工:学部別-60、全学部統一-60
l 建築:学部別-60、全学部統一-60
l 応用化学:学部別-60、全学部統一-60
l 数学:学部別-57.5、全学部統一-60
l 物理:学部別-57.5、全学部統一-60
l 電気-電気電子工学:学部別-57.5、全学部統一-57.5
l 電気-生命理工学:学部別-57.5、全学部統一-60

最も偏差値が高いのは情報科学の全学部統一で62.5となります。

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明治大学理工学部の入試科目・配点

明治大学理工学部の入試科目と配点は、一般選抜は各学科で基本的に同一です。
具体的な入試科目と配点は、以下の通りです。

【学部別入学試験】 3教科3~4科目(360点満点) 数学:数I・数II・数III・数A・数B ※数Bは数列・ベクトル。(120点) 理科:物基・物、化基・化 から各3題、計6題出題し、そのうち任意の3題選択。(120点) 外国語:コミ英I・コミ英II・コミ英III・英表I・英表II 、ドイツ語、フランス語から1科目選択。※ドイツ語、フランス語は記述式。(120点)
【個別学力試験】 3教科4科目(400点満点) 外国語:コミ英I・コミ英II・コミ英III・英表I・英表II 、ドイツ語、フランス語から1科目選択。(100点) 数学:数III ※数I・数II・数A・数B「数列・ベクトル」の範囲含む。(100点) 理科:物基・物、化基・化、生基・生 から1科目選択。(100点) 数学:数I・数II・数A・数B ※数Bは数列・ベクトル。(100点)

ただし、一般入試では各学科で試験内容が異なります。
具体的には、以下のような違いが見られます。

電気電子生命/機械工/機械情報工/情報科学の前期3教科方式

■共通テスト 3教科4科目(600点満点) 【数学】数IA・数IIB(200) 【理科】物・化・生・地学から1(200) ※理科は,「発展1科目」のみ選択可 【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](200[100]) ■個別学力試験 個別…課さない

電気電子生命/機械工/建築/応用化学/情報科学/数学/物理の前期4教科方式

■共通テスト 4教科5科目(600点満点) 【国語】国語(備考参照)(100) 【数学】数IA・数IIB(200) 【理科】物・化・生・地学から1(100)  ※理科は,「発展1科目」のみ選択可 【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](200[100]) ■個別学力試験 個別…課さない ■備考 共テ…国は近代以降の文章または古典

機械工以外の後期日程

■共通テスト 3教科4科目(600点満点) 【数学】数IA・数IIB(200) 【理科】物・化・生・地学から1(200)  ※理科は,「発展1科目」のみ選択可 【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](200[100]) ■個別学力試験 個別…課さない

明治大学理工学部の入試難易度

明治大学理工学部の入試難易度としては、偏差値という観点で言えば青山学院大学や法政大学、中央大学などがライバル校となります。
センター得点率は、 78%~89%程度となっていて、合格率という観点で見ると2019年度入試の倍率は下記の通りです。
l 一般選抜入学試験:3.8倍
l 全学部統一入学試験:4.0倍
l 大学入学センター試験利用入学試験:3.5倍
難易度としては、かなり高いレベルにあるといえます。

明治大学理工学部の雰囲気

明治大学理工学部で学ぶ際には、雰囲気も重要です。
学部内の雰囲気だけでなく、学生の特徴も知っておく必要があります。
ここでは、明治大学理工学部の雰囲気について解説します。

学生の特色

明治大学理工学部の学生は、他の大学にはない施設に魅力を感じて入学しているケースが多いです。
これもあり、熱心に各学科で勉強に臨んでいるだけでなく、実際に機械を動かす喜びを感じている方が多いのが特徴です。
PR動画では、学生が真剣な中にも楽しみながら学んでいるシーンが目を引きます。

キャンパス内の雰囲気

生田キャンパスは、山を切り開いた頂上に建っていることで知られています。
キャンパスを少し離れると手つかずの自然が残っていて、自然に囲まれているロケーションです。
野生動物も住み着いており、ハクビシンやタヌキ、アライグマに遭遇するケースもあります。
静かなロケーションにあるので、勉強に集中できるという特徴があります。
また、第二校舎D館は比較的新しい校舎であり、オープンな雰囲気があり学生同士のコミュニケーションもとりやすく、明るい印象です。
さらに、各サークルに加入するすることで共通の趣味を持つ仲間とのコミュニケーションを図ることもできます。
比較的自由な校風ということもあり、楽しいキャンパスライフを送れるのが良いですね。

明治大学理工学部の就職情報

明治大学理工学部の卒業生の進路などについて紹介します。

卒業生の進路について

明治大学理工学部における、2020年度卒業生の就職率は91%以上あります。
特に、機械工学科では98.9%ととても高い就職率となっています。
業種別の就職状況としては、最も多いのが情報通信業で29.5%、次いで製造業で26.1%とこの2業種で大半を占めているのが特徴です。
主な就職先としては、以下のような企業が名を連ねています。

【明治大学理工学部卒業生の主な就職先】
富士重工業
キヤノン
SMC
NOK
オリンパス
クボタ
小松製作所
ダイキン工業
TOTO
トヨタ自動車
西松建設
パナソニック
パナソニックシステムネットワークス
日野自動車
いすゞ自動車
ソニー
東日本旅客鉄道
日立製作所
本田技研工業
リコー

大手自動車メーカーから家電系メーカーまで、幅広いジャンルの企業で明治大学理工学部の卒業生が活躍しています。

明治大学理工学部は就職に強いか

理工学部では、きめ細かな就職指導を受けることが課の王です。 教授会には就職指導委員会を設置し、実務は主として生田就職キャリア支援事務室が担当しています。
年間を通して数回にわたる説明会や懇談会、各種講座などが開設されており、他にも個人面談や適性テスト、学内企業セミナー等が実施されているのが特徴です。
求人先の調査や、その開拓活動も随時行われており、結果は自由に誰でも閲覧することができます。
就職活動の相談や質問等は、生田就職キャリア支援事務室だけでなく各学科の就職指導委員が窓口になって対応する体制が整っているのも魅力的です。
近年では、各企業が新技術開発や国際化に対応することを目的として、基礎学力や語学カを重視する傾向にあります。
卒業研究を通して、専門学力の審査をする傾向が見られており、日頃の授業は真剣に取り組む必要があります。
また、約40%の学生が大学院へ進学ししており、さらに深く学問探究を行っています。
以上のように、特に工学部系においては専門性が高く、就活でも人気です。
明治大学の他学部と比較しても、良好な就職環境にあると言えます。
また、他の大学と比較しても大手企業への就職率が高いことから、就職に強い学部です。

【明治大学の理系学部一覧】難易度や受かりやすい学部も紹介

まとめ

明治大学理工学部は、最新鋭の機器を揃えて最先端の技術を習得できる学部です。
それに魅力を感じて、多くの学生が理工学部を志望しています。
また、就職に強いという点が強みであり、選ぶ際にもポイントとなりますね。

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