受験情報

2021.08.04

【明治大学法学部】入試情報や就職状況、評判を徹底解説

目次

関東圏内の難関私立大学として有名な明治大学は、5つのコース制に分かれている法学部を有しています。
明治大学法学部は、他大学の法学部や明治大学内の他学部と比較してどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、学部の特徴だけでなく入試情報や就職情報についても触れながら解説していきます。

志望校のひとつとして検討している方は、是非参考に目を通してみてください。

明治大学法学部の概要

まずは、明治大学法学部の基本的なプロフィールを紹介します。
概要を知っておくことで他の学部・大学との比較がしやすくなりますので、チェックしてみましょう。

明治大学法学部の学科情報

明治大学法学部は、5つのコース制に分かれています。
ここでは1つずつコース情報を紹介します。

ビジネスローコース

ビジネスローコースは、企業経営や経済活動に関する法的リテラシーを学ぶコースです。
企業組織の内部統制システムに強いビジネスパーソンを育てるための学部であり、企業の法務部門への就職に強いのが特徴です。
また、ソフトウェア商品を扱う企業など、近年話題となっている知的財産権に紐づく管理・運用ができる人材としても成長しやすく、法的な観点から経営戦略に関われるようになるでしょう。
海外取引や海外子会社設立の際のリーガルチェックなども学べば、国際的なビジネス法務に携われるチャンスも広がります。

国際関係法コース

国際関係法コースは、異なる国家・国籍を源流とする人たちの関係性を平和かつ安定的なものにするために設立された「国際関係法」に関する学びを深めるコースです。
国家間に共通ルールを設ける「国際法」と、対外関係に関連する各国独自の「国内法」に細分化して学ぶのが特徴であり、グローバル社会においてどのように秩序を作り上げていくか考察していくことが可能です。
国連などの国際機関、人権・環境・経済援助などの活動をするNGO団体、海外の日系企業で交渉役を担うビジネスパーソン、メーカーや商社など輸出入に関わるビジネスパーソンなど活躍の幅が広く、各国の文化・宗教・歴史的な背景を学びながら法律に特化した学びを進めます。

公共法務コース

公共法務コースは、国家公務員・地方公務員として行政運営をする際の法的リテラシーを学ぶコースです。
国会の事務局や法制局への勤務を目指す学生から評判が高く、なかには立法・司法に関わる仕事に就いている卒業生も少なくありません。
国会・裁判所・国税庁・労働基準監督署などの専門職に興味がある人は、是非受験を検討してみるとよいでしょう。
また、行政書士や税理士を目指す学生が多いことも特徴です。
公務員試験だけでなく各種資格試験に共通する憲法・民法関連のカリキュラムも多く開講されていますので、チェックしてみましょう。

法と情報コース

法と情報コースは、時代に合わせて活性化していくインターネット環境やソーシャルビジネスに即し、情報化社会に適応する法律や制度を考えていくコースです。
情報セキュリティや個人情報保護法などとも関連が深く、情報ツール・情報コンテンツをより有効に活用しつつ目に見えない法的な問題を解決するための手段を探る学問であり、膨大な資料を収集・管理・運用・分析するスキルが培われます。
新たなサイバーハンザや暗号資産取引などインターネット上の取引活動などに対処できる人材を育て、企業の情報材や知的財産権の保護・国や自治体などの機密情報管理などの現場で活躍している卒府行政が多いのが特徴です。

法曹コース

法曹コースは、法律関連の実務に従事するプロフェッショナルを育成するコースです。
裁判官・検察官・弁護士など公的職業に従事する人材の育成を視野に入れているコースであり、司法試験や国家公務員試験など難関資格対策に特化しているのが特徴です。
憲法・民法・商法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法などの基礎科目から、経済法・環境法・知的財産法・租税法・倒産処理法・医事法など詳細な法律に関わる科目まで幅広く、卒業後に法科大学院に進学する学生の割合も高いです。
明治大学法学部のなかで唯一定員200名を設けているコースでもあり、2年次終了時の成績によって選抜を行うことがあります。

明治大学法学部のキャンパス情報

明治大学法学部の学生は、学年ごとに2つのキャンパスを使い分けます。

1~2年次は、和泉キャンパスに通学します。
京王線・井の頭線の「明大前駅」下車徒歩5分という立地にあり、新宿・渋谷・吉祥寺からのアクセスに強いのが特徴です。
他にも商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の1~2年生が通うキャンパスであるため、フレッシュな雰囲気です。

3~4年次は、明治大学のメインキャンパスである駿河台キャンパスに通学します。
JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、東京メトロ三田線・新宿線・半蔵門線「神保町駅」など複数の路線からアクセスできる都心の一等地にあり、通学の利便性が高いです。
こちらも商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の3~4年生が通うキャンパスであるため、より専門分野ごとに学問を極めようとする学生が多いのが特徴です。

明治大学法学部の学費はどれくらい?

明治大学法学部にかかる学費は、以下の通りです。

入学金:200,000円
授業料:876,000円
教育充実料:208,000円
実習料:8,000円
学生健康保険互助組合費:3,000円
父母会費:12,000円
法学会費:1,300円
【合計】1,308,300円

ただし、これは初年度(1年次)の学費です。
それ以降は、2年次1,113,300円、3年次1,118,300円、4年次1,153,300円と少し負担が減る傾向にあります。

留学費用・サークルや部活の会費・ゼミ活動にかかる費用などはこれに含まれませんので、あらかじめ知っておきましょう。

明治大学法学部の人数と男女比

明治大学法学部に在籍している学生は、3,704名です。
うち2,520名が男子学生、1,184名が女子学生であり、男女比率は約2:1です。

男子学生が女子学生の2倍程度在籍する学部であると分かります。

明治大学法学部で学ぶこと

明治大学法学部は、建学の精神「権利自由」「独立自治」にもとづき、人間性・国際性に裏打ちされたリーガルマインドの育成を目指す学部です。
法を理解する基礎である社会・人間に関する洞察を重ね、裁判官や検察官,弁護士等の法曹を養成するばかりでなく、国際性豊かな批判的精神に富む市民の養成も目的としています。

・法的素養(論理的思考力,判断力および表現力)
・国際性豊かな批判的精神
・幅広く深い教養
・事実を冷静に直視し把握する能力
・これらを統合して自由自在に使いこなすことのできる知的能力

を培い、128単位の基準を満たした学生に法学士の称号が与えられます。

明治大学法学部の特徴

明治大学法学部は、社会に出てからさまざまな分野で活躍できる人材を育成するのが特徴です。

・国内外の取引やビジネス法務などの場で活躍する人材
・国際機関,NGO,海外企業や国際取引に関わる人材
・知的財産権管理や情報セキュリティなどにかかわる情報社会の場で活躍する人材
・国家公務員,国会職員,裁判所職員および地方公務員などの法律専門職に従事する人材
・裁判官,検察官,弁護士などの法曹実務家

などの活躍舞台を想定しており、実学に即した学びを行います。

研究機関でしか学びにくい専門知識も扱いますので、学年が上がる程踏み込んだ学びができる学部だと言えるでしょう。

明治大学の看板学部トップ3を発表!学部のカーストについても解説

明治大学法学部の入試情報

ここでは、明治大学法学部の入試情報を紹介します。
受験を検討している人は、合格のための情報収集を行いましょう。

学科ごとの偏差値と倍率

明治大学は、法学部法学科のみの単一学科です。
入学後に5つのコースを選択することになりますが、受験時には法学部法律学科を受験しましょう。

法学科の偏差値は、60.0~62.5です。
倍率は受験形式により異なりますが、一般入試は3.8~4.4倍、全学部統一入試は4.1~4.6倍になることが多いです。

【明治大学の学部偏差値ランキング】おすすめ学部や学部序列も解説

一般入試の受験科目・配点

明治大学法学部の一般入試は、3科目の受験が課されます。

・外国語150点満点
・国語(漢文の独立問題は出題されません)100点満点
・世界史、日本史、政治経済(左記のうち1科目選択)100点満点

上記の3科目が必須となりますので、対策しておきましょう。
社会科目は1科目のみの選択です。

共通テスト利用の科目とボーダー

明治大学法学部の全学部統一入試は、3の受験が課されます。

・外国語
・国語(漢文を除く)
・世界史、日本史、地理、政治経済、物理、化学、生物、数学(左記のうち1科目)

選択科目は2つ受験することも可能ですが、より点数の高い科目のみ合否判定に使われますので注意しましょう。
毎年合格最低点は公開されておらず、基本的に上位受験者から合格を判定するシステムとなっています。

明治大学法学部の入試難易度

明治大学法学部の入試は、特殊な難問・奇問は出題されません。
基礎・基本を重視して標準レベルの問題への対応ができれば、手堅く合格することができるでしょう。

しかし、一般入試の場合、どの科目でも必ず記述問題が出題されます。
文章量が多いため読解に時間がかかり、時間が足りなくなる可能性がありますので、スピード重視の対策をしておくことが不可欠です。

明治大学法学部の入試傾向と対策

ここでは、明治大学法学部に共通している入試傾向を紹介します。
科目ごとの対策も参照しながら、合格までの道筋を描きましょう。

長文読解のボリュームが大きい

英語の長文読解・現代文の論説文などは、ある程度のボリュームを覚悟しておく必要があります。
時間内に効率よく読み解ける体力や語彙力、設問に合わせて重要項目だけピックアップする読解力が求められます。
また、同意表現に関する問題や内容審議を問う問題も多く、設問を読むこと自体に時間がかかるケースも多いです。
前後の文章から内容を推察するなど時短を意識した解答を心がけていく必要がありそうです。

テーマ史対策をしておく

世界史や日本史は、時代ごとに区切った出題よりもテーマ史からの出題の割合が高いのが特徴です。
宗教史・文化史・外交史など、時代の枠に囚われずテーマごとに流れを把握する学習をするのがおすすめです。
特定の時代・地域に偏らない出題が多いため対策しづらいですが、難易度は比較的平易であるため、基礎基本を重視した学びを徹底していきましょう。

漢字の書き取りが難しい

現代文だけでなく、各科目で書き取りや記述形式の問題が頻出します。
特に漢字の書き取り問題のレベルは高い傾向にありますので、最低でも漢字検定2級レベルのものは全て網羅しておく必要があるでしょう。
MARCHクラスの他大学より難しいことが多いため、あくまでも明治大学の過去問を重点的に行い、対策しておくことが肝心です。

明治大学法学部の就職情報

明治大学法学部に在籍する学生の就職情報を紹介します。
入口である受験だけでなく、出口である就職にも目を向けながら学校選びをしていきましょう。

卒業生の就職先について

明治大学法学部の学生は、88.3%が就職します。
残り6.9%は進学、3.9%は司法試験など各種資格受験浪人、0.7は海外留学、0.2%が留年や自営業、となっています。

就職先は多岐に渡り、法曹界以外にも金融・商社・メーカー・マスコミなどの民間企業の法務部門などで法律知識をいかした仕事を希望する学生が多いです。
公務員への就職は他学部と比較しても群を抜いており、国家公務員・地方公務員・労働基準監督署・裁判所事務菅・国税専門官・入国警備官・防衛省など幅広い分野で活躍する人材を育成しています。

明治大学法学部は就職に強いか

88.3%という就職率からみても、明治大学法学部は就職に強い学部だと言えるでしょう。
大手企業に就職した卒業生も多く、鹿島建設・トヨタ自動車・みずほフィナンシャルグループ・全日本空輸株式会社・朝日新聞社など、各業種のリーディングカンパニーが名を連ねています。

3年生を対象にひとりひとりの個性や強みを客観的に判断するキャリアサポートも充実しており、業種・職種選びに役立つR-CAP(適職診断テスト)を受験できます。
定期的に診断セミナーや学内就職セミナーも開催されているため、就職情報を入手しやすい学部だと言えるでしょう。

明治大学法学部の評判・口コミ

ここでは、実際に明治大学法学部に通う学生からの口コミを紹介します。
パンフレットやHPだけでは分からない生の声に触れ、学生生活をより具体的にイメージしていきましょう。

勉強も遊びも充実!!

法学部なので法律の勉強はもちろんしますが、語学や理数科目など、やりたいと思えば他学部履修もできるのでなんでもできます。テストは難しいですが、やって損はないです。
他の大学、学部にはないジャニーズの授業など面白い授業も多くあります。私はきちんと法律の勉強をしたい方なので授業もとても楽しいです。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/824/rd_724436/

弁護士に本気でなりたいなら良い。

教授のサポートも充実しています。オンラインですが、特に難点はありません。弁護士になりたい人なら満足できると思います。
豊かな法学的要素を学び、幅広い教養を学びます。大学のHPに載ってるかと。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/824/rd_725114/

案外、悪くない。やっぱり、明治。

1、2年次は必修科目が多く、なかなか自由に選べる授業が少ないが、それなりにバラエティに富んだ興味深い講義が用意されている。
サークルはたくさんあるので、積極的に参加していけば、交友関係には困らないのでは。法学部はクラス単位の授業もかなりあるので、サークル以外でも友達は十分につくることができる。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/824/rd_701569/

設備充実!教授もたくさん!

教授は有名な方が多く法律を学ぶには適していると思います。また、ゼミは何種類もあるため自分が学びたいことをとことん学ぶことができます。
1年生では、比較的広い分野を勉強しますが2年生からは法律についてさらに詳しく勉強します。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/824/rd_609778/

まとめ

明治大学は、10学部を有する総合大学です。
法学部は、法律・政治に特化して学べる学部であるため、毎年多くの受験生が志願しています。

明治大学法学部への入学を希望する人は、入試傾向を的確に掴み、対策していきましょう。
また、早期の段階で学内の雰囲気や就職・留学などの情報を掴み、入学後のミスマッチがないか確認していくことも重要です。

明治大学の特徴を学部ごとに徹底解説!魅力や強み、評判を解説