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2021.08.08

【明治大学経営学部】入試情報や就職状況、評判を徹底解説

目次

関東圏内の難関私立大学として有名な明治大学は、3つの学科に細分化されている経営学部を有しています。
明治大学経営学部は、他大学の経営学部や明治大学内の他学部と比較してどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、学部の特徴だけでなく入試情報や就職情報についても触れながら解説していきます。

志望校のひとつとして検討している方は、是非参考に目を通してみてください。

明治大学経営学部の概要

まずは、明治大学経営学部の基本的なプロフィールを紹介します。
概要を知っておくことで他の学部・大学との比較がしやすくなりますので、チェックしてみましょう。

明治大学経営学部の学科情報

明治大学経営学部は、3つの学科に分かれています。
ここでは1つずつ学科情報を紹介します。

経営学科

経営学科では、時代に合わせて変化する経営環境を機敏に読み解き、適切に対応できる有為の人材育成を目的として掲げています。
経済のグローバル化に伴う国際経営戦略に関する科目や、ワークライフバランス・働き方改革・雇用問題など身近な課題に対応する人的資源のマネジメントに関する科目、知識情報化社会の進展に対応する情報技術の活用に関する科目などを複数配置し、理論・歴史・実証などのさまざまな観点から経営を読み解きます。
現代の企業と社会の課題に多面的な取り組みをしたい学生に最適の学科です。

会計学科

会計学科では、経営独自の仕組みを理解し、組織の経済活動をデータ化することで組織状況の解明や課題解決に貢献する人材育成を目的として掲げています。
組織内部の経営管理に役立つ会計から、組織外部への財務報告に役立つ会計まで幅広く学べることを特徴としており、会計によるデータと情報の作成・理解・分析・活用まで扱う授業が豊富です。
また、公認会計士や税理士など「会計のプロ」を目指す学生へのサポートも手厚く、高度職業会計人養成トラック「CAP(Course of Accounting Profession)」には毎年多くの注目が集まります。
ビジネスにおける世界共通言語である会計を学び、変化が激しくなる経営環境に対応したい人は是非受験してみましょう。

公共経営学科

公共経営学科では、幅広い公共組織をマネジメントできる専門人材の育成を目的として掲げています。
2002年に新設された学科であり、教育・医療・福祉・非営利セクター・公共事業・社会的企業・スポーツ組織など幅広い公共的組織のマネジメントを学びの対象としました。
また、公共的組織のマネジメントだけでなく、マーケティング・経営戦略・財務・CSRなども学べる環境にあり、会計・経営の観点から貢献するパブリック・マネジメント人材として社会に出ることが叶います。

明治大学経営学部のキャンパス情報

明治大学経営学部の学生は、学年ごとに2つのキャンパスを使い分けます。

1~2年次は、和泉キャンパスに通学します。
京王線・井の頭線の「明大前駅」下車徒歩5分という立地にあり、新宿・渋谷・吉祥寺からのアクセスに強いのが特徴です。
他にも法学部・商学部・政治経済学部・文学部・情報コミュニケーション学部の1~2年生が通うキャンパスであるため、フレッシュな雰囲気です。

3~4年次は、明治大学のメインキャンパスである駿河台キャンパスに通学します。
JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、東京メトロ三田線・新宿線・半蔵門線「神保町駅」など複数の路線からアクセスできる都心の一等地にあり、通学の利便性が高いです。
こちらも法学部・商学部・政治経済学部・文学部・情報コミュニケーション学部の3~4年生が通うキャンパスであるため、より専門分野ごとに学問を極めようとする学生が多いのが特徴です。

明治大学経営学部の学費はどれくらい?

明治大学経営学部にかかる学費は、以下の通りです。

入学金:200,000円
授業料:876,000円
教育充実料:208,000円
実習料:10,000円
学生健康保険互助組合費:3,000円
父母会費:12,000円
【合計】1,309,000円

ただし、これは初年度(1年次)の学費です。
それ以降は、2年次1,114,000円、3年次1,119,000円、4年次1,154,000円と少し負担が減る傾向にあります。

留学費用・サークルや部活の会費・ゼミ活動にかかる費用などはこれに含まれませんので、あらかじめ知っておきましょう。

明治大学経営学部の人数と男女比

明治大学経営学部に在籍している学生は、2,942名です。
うち1,977名が男子学生、965名が女子学生であり、男女比率は約2:1です。

男子学生の比率が高い学部であることが分かります。

明治大学経営学部で学ぶこと

明治大学経営学部では、社会を牽引する経営人材になるべく学びを深めます。
現在の教育理念を「グローバル経営人材」と「価値創造人材」の輩出と定め、複眼的視点をもってローカルからグローバルまで対応できるようカリキュラムが組まれています。
また、営利企業だけでなく非営利組織の経営課題や戦略課題の発見に至るまでをカバーしているのが明治大学経営学部の特徴であり、組織全体をリードできる「個」を身につけることが可能です。

・高い倫理観とリーダーシップ
・歴史的・地理的・文化的背景や多様な人間の特性を理解して協働する能力
・英語・会計・ICTスキル
・経営に関する理論・知識を理解し、実践する能力
・多様な環境において課題を発見し、解決する能力

上記のスキルを培い、取得単位の基準を満たした学生に経営学士の称号が与えられます。

明治大学経営学部の特徴

明治大学経営学部では、1~2年次に一般教養科目と語学が集中しています。
受験時には学科選択がなく、2年次に進級する際に学科選択をするシステムが特徴的で、2年次からは徐々に経営学・近代経済学・簿記論などの履修がはじまります。
以降3~4年次には学科専門科目の割合が多くなり、専門領域を深く研究しやすくなるでしょう。
明治大学内でも経営学部内独自のカリキュラムも多く、夏休みや春休みの4週間を利用した海外短期ビジネスプログラムであるIBP、海外の12大学13学部と学生交流協定を締結して行われる学生派遣・受け入れも盛んです。
アクティブ・ラーニングやプロジェクト・ベース・ラーニングに早期から取り組んできた学部でもあり、体験型の授業を実感したい人に向いている学部だと言えるでしょう。

明治大学経営学部の入試情報

ここでは、明治大学経営学部の入試情報を紹介します。
受験を検討している人は、合格のための情報収集を行いましょう。

学科ごとの偏差値と倍率

経営学部は3学科に分かれますが、学科選択は2年次進級の際に行われます。
そのため、受験の際には学科を選択せず、「経営学部」の受験をするのがポイントです。

経営学部の偏差値は、62.5~65.0です。
一般入試の倍率は4.4~8.5倍、全学部統一入試の倍率は18.2~19.6倍とかなり高い数値が出ています。

【明治大学の学部偏差値ランキング】おすすめ学部や学部序列も解説

一般入試の受験科目・配点と合格最低点

明治大学経営学部の一般入試は、3科目の受験が課されます。
経営学部の一般入試は、「学部別3科目方式」と「英語4技能試験活用方式」とに分かれますので、注意しましょう。

学部別3科目方式の場合、下記科目から選択して受験します。

・国語(漢文を除く)100点満点
・世界史、日本史、政治経済、数学(左記から1科目)100点満点
・外国語150点満点

英語4技能試験活用方式の場合、下記科目から選択して受験します。

・国語(漢文を除く)100点満点
・世界史、日本史、政治経済、数学(左記から1科目)100点満点
・外国語(入学試験当日の試験は免除)

実用英語技能検定、TEAP、TOEFL iBT、TOEICの結果を提出し、結果の数値に合わせて加点されていきますので、既に高い成績を出している受験生ほど有利であることが分かります。

共通テスト利用の科目とボーダー

明治大学経営学部の全学部統一入試は、3科目の受験が課されます。

・外国語
・国語(漢文を除く)
・世界史、日本史、地理、政治経済、数学(左記のうち1科目)

選択科目が1つありますので、注意しましょう。
毎年合格最低点は公開されておらず、基本的に上位受験者から合格を判定するシステムとなっています。

英検の活用方法

英検結果を活用して英語4技能試験活用方式にて受験を突破する場合、日常的に複数回英検を受験し、最も高スコアだったものを提出するのが近道です。

ただし、点数によって加点の幅が異なりますので、注意しましょう。
受験級ごとに出される合否の判定ではなく、CSE2.0のスコアが使われます。
リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの各スコアが570以上であれば20点加算、各スコアが610以上であれば30点加算となりますので、このボーダーを知って対策することが欠かせません。

合否だけではなく項目ごとのスコアを意識しながら勉強していきましょう。

明治大学経営学部の入試難易度

明治大学経営学部の入試は、特殊な難問・奇問は出題されません。
基礎・基本を重視して標準レベルの問題への対応ができれば、手堅く合格することができるでしょう。

しかし、一般入試の場合、どの科目でも必ず記述問題が出題されます。
問題文や設問に対する文章量の割に時間が短めに設定されていますので、スピードを意識した勉強が重要です。

明治大学経営学部の入試傾向と対策

ここでは、明治大学経営学部に共通している入試傾向を紹介します。
科目ごとの対策も参照しながら、合格までの道筋を描きましょう。

難易度よりもスピード重視の対策を

明治大学経営学部の入試は、問題数・文章量の割に解答時間が短めです。
特に英語の長文問題や、世界史・日本史における史料問題に苦戦する受験生が多いため、スピードを意識した勉強をしておきましょう。
また、空欄補充・内容真偽・語句整序など、設問のタイプも多岐に渡ります。
同じ単元でも複数の出題形式による問題演習を行い、解答をある程度パターン化できるよう努めましょう。

歴史科目では近代・近現代対策への対策が必須

明治大学経営学部は、他学部と比較して世界史・日本史における近代・近現代単元からの出題が多いのが特徴です。
年によっては、大問丸々1つが記述問題、大問1つが近代、大問1つが近現代となるなど、近代以前の問題が一切扱われなかったこともありました。
記述形式の問題や史料問題も近代・近現代に集中することが多く、ここでの抜け・漏れや苦手を作らないことが重要となってくるでしょう。

政治経済では経済分野の比重が高い

政治経済科目では、政治分野よりも経済分野からの出題が多いです。
基本的な制度理解や単語・用語を問うようなものもあれば、最新の時事的な内容から詳細な知識を問うような内容まで幅広く、時には統計表やデータを活用しないと解けない問題も出題されています。
特に入試問題が作問されるであろう秋までの時事ニュースは細かくチェックし、話題になったトレンドニュースは正確に把握できるよう努めましょう。

明治大学経営学部の就職情報

明治大学経営学部に在籍する学生の就職情報を紹介します。
入口である受験だけでなく、出口である就職にも目を向けながら学校選びをしていきましょう。

卒業生の就職先について

明治大学経営学部卒業生の進路は幅広く、特に「情報通信産業」に就職する人の割合が全体の4分の1程度を占めています。
その他、「金融業・保険業」「電気・ガス・熱供給・水道業」「学術研究・専門技術サービス業」「卸売業・小売業」と次いでおり、東京電力ホールディングス・KDDI・東日本電信電話・コストコホールセールジャパンなど名だたる企業が就職先として名を連ねています。

明治大学経営学部は就職に強いか

就職率からみても就職サポートからみても、明治大学経営学部は就職に強い学部だと言えるでしょう。
明治大学経営学部では、就職キャリアセンターと連携し、学部生を対象とした独自のサポートを行っています。
2019年には経営学部教員が中心となって設立した特定課題研究ユニット「フューチャーキャリア研究所」が話題を呼び、キャリア関連プログラムの開発・体系化を進めるきっかけとなりました。
オンラインを活用した就職相談の人気も根強く、2020年だけで16,000件以上の相談が寄せられています。
「就職の明治」として名高い明治大学ならではのサポートであり、就職に力を入れている大学として有名な理由が分かります。

明治大学経営学部の評判・口コミ

では、実際に明治大学経営学部に通う学生からの口コミを紹介します。
パンフレットやHPだけでは分からない生の声に触れ、学生生活をより具体的にイメージしていきましょう。

会社について詳しくなれる学科

会社のことについて、深く知りたいという思いがあれば所属している学科はとてもよく、先生や設備も充実していてオススメです。
先生の授業がとてもわかりやすく、これからの生活に活かせることばかりです。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/826/rd_728379/

努力する学生には手厚いサポート

きちんと勉強する人にとってはよい。
例えば取る授業によってはグループで集まって、企業の方が出してくださった課題に対して取り組み発表するという授業があったりと自分の良い経験になると思います。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/826/rd_725838/

いい意味で普通、努力は返ってくる

全体的に真面目な雰囲気ではあるが、自分がやった分しっかり帰ってくる学科だと思う。
きちんと目的を持って学習することが大切。
駅からも近く、帰り道に少し寄り道できるようなところも多くある。
https://www.minkou.jp/university/school/review/20293/826/rd_710726/

まとめ

明治大学は、10学部を有する総合大学です。
経営学部は、会計・財務・経済の視点から企業活動を読み解ける学部であるため、毎年多くの受験生が志願しています。

明治大学経営学部への入学を希望する人は、入試傾向を的確に掴み、対策していきましょう。
また、早期の段階で学内の雰囲気や就職・留学などの情報を掴み、入学後のミスマッチがないか確認していくことも重要です。

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