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2021.08.16

【明治大学の国語の入試傾向と対策】勉強法やおすすめの参考書も紹介

目次

近年、ますます人気が出て、難易度も上がった明治大学ですが、最近の入試の傾向はどのようになっているのでしょうか?この記事では、明治大学の入試の情報を国語に絞って、難易度やおすすめの参考書などを紹介していきます。

明治大学の国語の入試基本情報

全体的な傾向として、明治大学の入試問題の国語の難易度は、それほど高いわけではありません。ただ、現代文と古文では長文が出される割には、時間が短いので要注意です。また、内容を深く読み込むことが必要な問題も多く、総合的な読解力が求められます。
また、漢文は基本的には文学部でのみ出されますが、法学部で少し出される年があります。比較的読みやすい短い文章が多いので、難易度は標準的と言えます。
この項では、国語の入試問題について、出題範囲や配点情報、出題形式、試験時間、合格基準などを紹介していきます。

出題範囲

明治大学の国語の入試問題は、学部によって出題範囲はかなり差があります。
全体的な傾向として、現代文は、論評文が2題出題される傾向にあり、接続詞や文学史が出題されることが多いです。
一方で、古文は、A41枚分くらいの長文が出されて人物関係なども理解できるくらい深く読み込まないと解答するのが難しいような問題が出されます。記述式の問題もあるため、徹底的に古文対策をする必要があります。

出題形式と解答形式

それでは、明治大学の国語の入試問題の出題形式と解答形式は以下の通りです。 ・ 政治経済学部

出題形式:長文問題 —読解問題3題
知識問題 −1題 選択問題が多いです。
解答形式:マークシートおよび記述

・法学部

出題形式:長文問題—読解問題3題(現代文2題+古文1題)
解答形式:マークシートおよび記述

・商学部

出題形式:長文問題—読解問題3題(現代文2題+古文1題)
解答形式:マークシートおよび記述

・文学部

出題形式:長文問題 —現代文大問1題
古文問題 —大問1題
 漢文問題 —大問1題

・ 農学部

出題形式:長文問題 —現代文大問1題
古文問題 —大問1題
漢字問題 —大問2題(1題は書き取り、もう1題は読み取り
解答形式:マークシートおよび記述

・ 経営学部

出題形式:長文問題—現代文大問1題
古文問題—大問1題

解答形式:マークシートおよび記述

・ 情報コミュニケーション学部

出題形式:長文問題−大問2題
古文問題—大問1題

解答形式:マークシートおよび記述

・ 国際日本学部

出題形式:長文問題—読解問題3題(現代文2題+古文1題)
解答形式:マークシートおよび記述

学部や年度によってかなり異なりますので、希望する学部の過去問などを徹底的に研究しましょう
(https://www.daigaku-goukaku.net/school-special/meiji/subject/japanese.html)

配点情報

明治大学の一般選抜入試における各学部の国語の配点は以下の通りです。 ・ 政治経済学部(「国語」で100点満点/合計350点満点)
・ 法学部(「国語」で100点満点/合計350点満点)
・ 商学部(「国語」で100点満点/合計350点満点)
・ 文学部(「国語総合・現代文B・古典B」で100点満点/合計300点満点)
・ 農学部(農・農芸化学・生命科学科)(「国語」で120点満点/合計360点満点—国・数。理から2科目選択、漢文はなし)

・ 農学部(食料環境政策学科)(「国語」で120点満点/合計360点満点—国語必須)

・ 経営学部(「国語」で100点満点/合計350点満点—漢文はなし)

・ 情報コミュニケーション学部(「国語」で100点満点/合計300点満点)

・ 国際日本学部(「国語」で150点満点/合計450点満点)

配点の割合が、学部によってかなり異なりますので、自分の希望する学部の配点に気をつけましょう。
(参考https://www.yotsuyagakuin.com/b_geneki/meiji/)

試験時間と時間配分

明治大学における国語の試験の試験時間などは以下のようにすることが望ましいです。

古文 20分 現代文大問1 20分 現代文大問2 20分 古文は長めの文章が出されることが多いので、対策をしっかり取らないと時間が足りなくなるので気をつけましょう。順番としては、古文、現代文大問1、現代文大問2の順に解いていくとよいでしょう。
(参考https://daigakujukensenryaku.com/route-meiji-ko/)

何割とれば良いのか

明治大学の合格最低点の得点率は、入試に国語のある学部で最も低い農学部農芸化学科で62.0%、最も高い国際日本学部国際日本学科で78.2%となっています。学部別にみると、政治経済学部が学科の平均で約71.0%、法学部が74.0%、商学部では約75%、文学部では学科の平均で約65.3%、農学部が65.1%、経営学部が68.9%、国際日本学部が78.2%でした。

このことから考えると、7-8割の点数がとれている必要があると考えられます。
(参考https://www.yotsuyagakuin.com/b_geneki/meiji/)

明治大学の国語は難しい?難易度を分野ごとに解説

明治大学の国語の入試問題の難易度はどのような感じなのでしょうか?この項では、明治大学の国語の入試問題について、分野ごとに難易度を解説していきます。

現代文

明治大学の入試問題の国語では、現代文は論評文から出題されることが多いです。法学部と政治経済学部は、特にその傾向が強く、論旨が掴みにくいものが多いうえ、キーワード・キーセンテンスだけでなく、対照表現・同意表現に着目するなど、深く読みこむことが求められますので注意しましょう。
文章量は標準か少し多めですが、試験時間が短い割に問題数が多いので、手早く解いていく必要があります。また、漢字の書き取りや接続詞、記述問題なども出されますので対策をしておきましょう。

【明治大学の現代文の入試傾向と対策】勉強法やおすすめ参考書も紹介

古文

明治大学の入試問題の国語では、古文は、「大和物語」「住吉物語」「十訓抄」など、有名な作品から出題されることが多く、古文単語、文法、敬語、古文常識、読解力、古典文学史などの総合的な知識が問われます。難易度は標準的で、それほど高いわけではありません。他大学の過去問などにも目を通してより多くの作品に触れるようにしましょう。

【明治大学の古文の入試傾向と対策】勉強法やおすすめ参考書も紹介

漢文

明治大学の入試問題の国語では、漢文が出題されるのは、文学部のみです。短めの読みやすい文章が出題されることが多く、基本的な問題が多いので、重要語の読みなどの基本がしっかりできていれば大丈夫です。基本的な事項をしっかりと覚えるようにしましょう。

【明治大学の漢文の入試傾向と対策】勉強法やおすすめ参考書も紹介

明治大学の国語の入試傾向を学部ごとに解説

明治大学の国語の入試問題の傾向は、学部ごとにかなり異なります。この項では、学部ごとの国語の入試問題の傾向について紹介します。

全学統一入試

明治大学の全学統一入試での国語の問題は、全てマークシート方式です。構成は、現代文の大問2題と古文の大問1題となっています。現代文は「評論+随筆か小説」のことが多く、随筆では、文学史などの知識問題や漢字問題が必ず出るので、基本的な知識は必ず必要です。また、書かれた背景についての知識なども押さえておくようにするとよいでしょう。さらには、読解力がないと、時間内に問題を解き終わらないことになるので、読解力を付けるように日ごろから努力しましょう。
古文については、単語力はもちろん、助詞や助動詞などの働きなどの基本的な知識をチェックしましょう。また、登場人物が多い文章が出題される傾向にあるので、読解力をつけるとともに、常に主語が何かや、誰のことを指しているのかなどを意識した読み方をするようにしましょう。

政治経済学部

政治経済学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解の大問2題と古文の長文読解の大問1題、知識問題で構成されています。選択問題が中心ですが、長文読解の問題では、一部、文章中の言葉を使って説明させる記述問題もあります。この問題では、50字程度で内容を説明させますので、日ごろから内容を短くまとめる練習しておくとよいでしょう。抜き出しの問題はあまり出ません。漢字の問題や古文の問題は基本的なことが理解できていれば大丈夫です。

法学部

法学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解の大問2題と古文の長文読解の大問1題で構成されています。現代文の長文読解では制度や法律に関係する文章が多く出題されます。ですので、日本の思想の歴史や世界の宗教に関してある程度の知識を持っておくとよいでしょう。また、漢字の問題では、非常に難解ですので、国公立や、早稲田・慶応レベルの対策が必要です。

商学部

商学部の入試問題の国語の傾向としては、全体として、標準レベルであり、難問とされる問題はあまり出ません。そのため、基礎ができているかどうかで差がつきます。ですので、古文・現代文ともに、まずは基礎をしっかりと理解することが必要です。

文学部

文学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解の他に、漢文と古文が独立した大問として出題されます。古文問題や漢文問題を多く練習して、文法や返り点などの決まり、口語訳をしっかり身につける必要があります。また、漢字問題は、確実に点を取れるようにしっかりと練習しましょう。問題の難易度としては標準レベルですので、基礎をしっかりと理解しましょう。

農学部

農学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解、古文、漢字の書き取り、漢字の読み取りの大問4題で構成されます。難易度は標準レベルですが、漢字の大問が2題あるので、漢字と古文の対策もしっかりとしましょう。難読漢字は出ませんが、迷いやすい問題が出ることがありますので、注意が必要です。

経営学部

経営学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解と古文の大問2題で構成されています。レベルは標準レベルですが、一つ目の文の解説文や同じ作品の違う箇所から、二つ目の文章が出題されるといったように関連する二つの文章が並べて出題されることが多いです。重要な単語や文法は確実に覚えましょう。また、現代文の長文問題の中で出される漢字問題は標準レベルですので、確実に点が取れるように、漢字問題の練習もしっかりとしておきましょう。

情報コミュニケーション学部

情報コミュニケーション学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解の大問2題と古文の大問1題で構成されており、古文は現代文より幾分難易度が高めです。そのため、現代文の長文問題よりも古文で点差をつける必要があります。長文読解の中で出される漢字の問題は標準レベルの問題になっています。ですので、確実に点が取れるように、漢字問題の練習もしっかりとしておきましょう。

国際日本学部

国際日本学部の入試問題の国語の傾向としては、現代文の長文読解の大問2題と、古文の長文読解の大問2題で構成されています。選択式が中心ですが、毎年大問1の最後で50字以内の説明記述問題が出題されています。50字程度で内容を説明させますので、日ごろから内容を短くまとめる練習しておくとよいでしょう。現代文の中で出される漢字問題は、年によって難易度が大きく異なります。古文では、知識問題も出題されるので、対策が必要です。

明治大学の国語の対策ポイント

ここまで明治大学の国語の入試問題について傾向などを紹介してきましたが、それでは、対策ポイントには、どのようなものがあるのでしょうか?この項では、明治大学の国語の入試問題に対する対策のポイントを3つほど紹介します。

読解力を付ける

明治大学の国語の入試問題では、現代文の長文読解が必ず出題されます。しかも、試験時間が60分なのにも関わらず、文章量が多めなのが特徴です。そのため、日頃から読解力を付けるようにすることが必要です。また、キーワード・キーセンテンスだけでなく、対照表現・同意表現に着目するような深く読み込む力もつけるようにしましょう。

語彙力を付ける

現代文の長文読解の問題を解く上で、読解力の他に必要なのが、語彙力です。語彙力がないと長文の中で筆者が伝えたかったことを理解できません。語彙力を付けることも必ず必要です。

古文の単語や文法などの基礎を固める

明治大学の国語の入試問題では、古文も必ず出題されます。文章量や問題の中身は標準的なものが多いので、古文の単語や文法などの基礎を徹底的に理解しましょう。その上で古文の長文読解にも慣れておくと良いです。
(参考 https://manaviism.com/university/kokugo-2/)

明治大学の国語で高得点を取るための勉強法

それでは、明治大学の国語の入試問題で高得点を取るためには、どのような勉強をしたらよいのでしょうか?この項では、国語で高得点を取るためにおすすめの勉強法を紹介します。

まずは古文の基礎を固める

まずは、必ず出題される古文について、単語や助動詞や敬語などの基礎を徹底的に暗記しましょう。明治大学の古文の問題は、それほど難易度が高いわけではないので、古文の基礎を固めておくことがカギになります。

現代文は長文読解に備えて参考書の解説を理解する

現代文の長文読解も必ず出題されます。長文読解に備えるには、まずは、参考書の解説を徹底的に理解して長文の内容をわかるようになることが重要です。長文の内容を理解できるようになれば、現代文でも高得点を目指せます。

漢文は音読をしながら暗記する

漢文が出題される学部を受験する場合は、漢文に対する対策も必要です。漢文の難易度は標準的なので、参考書を音読しながら暗記して、基本的なことを徹底的に理解しましょう。
(参考 https://daigakujukensenryaku.com/route-meiji-ko/)

明治大学の国語で対策におすすめの参考書3選

それでは、明治大学の国語の入試問題の対策におすすめの参考書を3つ紹介します。どれも非常に役立つものばかりです。

「現代文解法の新技術」

この参考書は、現代文の問題を解くのに必要な読解力をつけるための参考書です。短めの長文に一択問題が偉大という構成ですが、なんども繰り返すことによって自然に読解力が身につきます。使用法としては、インプット用として何回も繰り返し使って読解力を身につけましょう。

「全レベル問題集現代文レベル3」

この問題集は、全部で12題のみですが、様々な形式の問題が入っていますので、それまでの勉強の復習になります。解説も丁寧で、読解において重要なポイントやキーワードがまとめられていますので、理解しやすいです。使い方としては、3日に1題くらいのペースで解いていくようにします。この参考書はアウトプット用ですので、1周だけで大丈夫です。

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」

この問題集は、古典文法を覚えるのに最適です。明治大学の国語の入試問題では、古文は必ず出ますので、古文対策によいです。使い方としては、2ヶ月程度で完璧にできるようになることを目指します。インプット用ですので、何回も繰り返しましょう。

(参考https://manaviism.com/university/kokugo-2/)

まとめ

ここまで明治大学の国語の入試問題について、傾向や対策ポイント、おすすめの参考書などについて紹介してきました。明治大学の国語の入試問題では、長文の読解力と漢字や古文の基礎を理解していることが合格のカギとなります。この記事を参考にして、明治大学の合格を勝ち取りましょう。

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