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2021.08.16

明治大学が定員割れって本当?志願者減少の理由を解説

目次

明治大学というと、「人気の大学」とか「青山大学、立教大学、法政大学、中央大学などとともにMARCHと言われる難関大」というイメージのある方は多いと思いますが、そんな明治大学で、志願者が減少しているといいます 。どのくらい減少しているのか、減少している理由は何かなどについて紹介します。

明治大学が定員割れしているって本当?

明治大学では、大学全体として、2020年の入試では、全体として9000人志願者が減少しています。ですので、志願者は本当に減少したと言えます。
しかし、明治大学の公式ホームページの一般入試の競争率を見ると、もっとも競争率の低かった理工学部物理学科でも2.2となっており、決して定員割れしているわけではありません。

明治大学の志願者は減少傾向

前述したように、大学全体としてみると、2020年の入試では、全体として9000人志願者が減少しています。ですので、実際に志願者が減少傾向にあるのは確かです。
しかし、一般入試や大学入学共通テスト利用などの入試の形式別に志願者の数を見ていくと、特に志願者の減少傾向が著しく見られるのは、大学入学共通テストを利用した全学部入試です。2020年度の場合、一般入試では、55637人が受験しており、前年度と比較して95.5%の割合となっており、大学入学共通テストを利用した全学部入試が26914人の受験で86.1%まで減少したのと比較すると減少幅は、全学部入試の約三分の一にとどまっています。
その理由としてあげられるのが、一つは、2021年度の大学入試から、2020年度までの「大学入試センター試験」が廃止されて、代わりに「大学入学共通テスト」が導入されたことです。
そのため、2020年度の受験生の場合、少しでも合格する確率の高い大学を受験する「安全志向」が特に高まって、近年難易度が高くなった明治大学を避けた可能性が高いのです。
二つ目が、近年は、国公立大学を志望している受験生が、受験する大学のランクを少し下げて受験するようになっているため、もともと大学入学センター試験そのもののレベルが高くなっていることが挙げられます。

明治大学の政治経済学部の志願者のみ増えている理由

前項で、「明治大学の志願者が、全体として減少している」と紹介しましたが、実は、政治経済学部の志願者は、軒並み増えています。
例えば、国際日本学部の全学統一方式の入試では、昨年の受験生が1903人だったのに対し、今年の受験生は592人で前年との比較で1311人減少、一般入試でも、今年の受験生は2435人で前年との比較で562人減少、情報コミュニケーション学部の全学統一方式の入試では、昨年の受験生が1505人だったのに対し、今年の受験生は1168人で前年との比較で337人減少、一般入試でも、、今年の受験生は3853人で前年との比較で639人減少だったのに対し、政治経済学部では、経済学科で全学統一方式の入試では、昨年の受験生が1707人だったのに対し、今年の受験生は1006人で前年との比較で701人増加、一般入試でも、今年の受験生は4231人で前年との比較で595人増加、地域行政学科では、全学統一方式の入試では、昨年の受験生が202人だったのに対し、今年の受験生は489人で前年との比較で287人増加、センター試験利用入試でも、今年の受験生は348人で前年との比較で261人増加などとなっています。
明らかに、政治経済学科の志願者数は他学部と比較して多いです。 その理由の一つとして、本来であれば、早稲田や慶応を受験するレベルの受験生が明治大学のw政経学部を受験している可能性があげられています。
確かに、近年の早稲田、慶応レベルの大学の難化のことから考えると、安全圏の大学を狙ったということは十分に考えられます。

早稲田大学の政治経済学部の志願者が流入している?

前項で少し触れましたが、明治大学の政治経済学部の受験生が増えている理由の一つに、「本来であれば、早稲田大学の政治経済学部を受験していたレベルの受験生が、明治大学の政治経済学部を受験しているのではないか」という見方があります。
その根拠となっているのが、早稲田大学の政治経済学部受験生の減少です。
例えば、経済学科でセンター試験利用入試では、昨年の受験生が1790人だったのに対し、今年の受験生は1564人で前年との比較で226人減少、一般入試でも、今年の受験生は2975人で前年との比較で173人減少しています。ほかの学科でもこの傾向は同じです。
早稲田大学のほかの学部では、減少していても、ほぼ9割の人数の受験生がいるので、政治経済学部の受験生の減少の仕方が大きすぎるのです。
このことから考えて、本来は早稲田大学の政治経済学部を狙っていた受験生が、安全志向で明治大学の政治経済学部を受験したという見方はあながち外れていないと考えられます。

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明治大学の志願者減少の理由は人気の低下?

ここまで述べてきたように、明治大学の志願者は、確かに減少傾向にあります。しかし、それでは、明治大学の人気が低下したのか?というと、そう考えるのは早計です。
なぜかというと、「明治大学の志願者は減少傾向」の項で述べたように、一般入試の志願者の減少はそれほどではないこと、政治経済学部のように志願者が増加している学部もあること などの理由から、一概に志願者の減少傾向=人気の低下とは言い切れないからです。
では、何が志願者が減少している本当の理由なのかということを、以下の項で考察していきます。

明治大学の志願者減少の本当の理由

それでは、明治大学の志願者が減少傾向にある本当の理由は何でしょうか?以下の項で考えられる理由をいくつか挙げてみます。

最大の理由は明治大学の難易度が上がったこと

明治大学の志願者が減少した最大の理由は、明治大学の難易度が上がったためと考えられます。
そのため、

・明治大学の入試の難易度が上がったため、従来であれば明治大学を狙ってい た受験生が明治大学の受験を諦めた。

という流れになったことが、明治大学の志願者が減少した本当の理由として最も有力なのではないかと考えられるのです。

センター入試の難易度が上がったこと

ほかにも、近年は、合格の確率がより高い大学を受験する受験生が多く、そのために、センター入試の難易度自体が上がったということも理由と考えられます。受験生がワンランク下の大学を目指すようになったのです。それで、近年ではセンター入試の点数が8割でも難しくなった明治大学を避けるようになった可能性があります。

明治大学が滑り止めではなくなった

さらに、最初の難易度が上がったということとも関係するのですが、そのために、以前は早稲田大学や慶応大学の滑り止めとして受験していた受験生が明治大学を受験しなくなったということも理由として挙げられます。滑り止めを日東駒専に変えたと考えられるのです。

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明治大学の人気は健在!その理由とは?

今まで述べてきたように、決して明治大学の人気は落ちたわけではなく、今でも健在です。この項では、その理由について考察していきます。

一流の企業に就職できる

明治大学の人気の理由の一つに、一流の企業に就職できることがあげられます。明治大学卒業生の就職先を見てみると、日本郵政グループや富士通、NECといった、有名な一流企業が名を連ねています。国家公務員や東京都庁へ就職した卒業生も多くいます。

キャンパスが新しくなり洗練されたイメージが定着した

明治大学のキャンパスが新しくなって、洗練されたイメージが定着してくるにつれて、特に女子の志願者の割合が増加してきています。1990年代の後半の女子の割合は20%くらいであったのに対し、現在は約30%にまで上昇しています。おしゃれなイメージになって来ているのです

卒業生が芸能界で活躍している

明治大学の卒業生には、俳優の向井理さんやビートたけしさん、アナウンサーの安住紳一郎さんなど多数の有名人がいます。この方々の活躍も明治大学の人気の理由と考えられます

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まとめ

ここまで明治大学の志願者が減少していることについて、その真偽についてと、理由について考察してきました。志願者減少の一番大きな理由は、明治大学の難易度が上がったことなどによるもので、決して人気がなくなったわけではありません。頑張って明治大学合格を目指しましょう。

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