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2021.09.19

明治大学は難しい?教科ごとのレベル・難易度や難しい学部を解説

目次

MARCHを率いる明治大学は「難しい」イメージがあるでしょう。明治大学の入試は簡単ではありませんが、教科ごとに正しく対策することで、合格可能です。そこで今回は、明治大学の難しさについて、教科ごとのレベルから難しい学部まで詳しく解説します。

明治大学に合格することは難しい?

明治大学の一般入試は全学部統一入学試験(全学部日程)と一般選抜入学試験(個別日程)の2つに分かれています。また、個別日程は学部ごとに問題が異なるため、受験する学部や日程に応じて対策する必要があります。
科目によっては難易度が高いものもありますが、正しく試験対策をすれば、十分に合格可能です。文系学部であれば英語・国語と選択科目の3科目がベースとなります。
選択科目は学部によって選べない場合もあるので、事前に確認してください。また、理系学部も学部によって選択できる科目が大きく異なります。

明治大学のレベル・難易度を教科ごとに解説

明治大学のレベル・難易度について、教科ごとに解説していきます。明治大学入試の特徴を把握することで、効率的な受験対策につながります。

英語

英語は文理問わず全ての学部で共通の問題が出題されます。明治大学の英語は長文問題で構成されており、長文を正しく理解する能力が重要です。長文を理解するためには、語彙と文法の知識が欠かせません。
語彙は英語力を伸ばす上での基礎です。「ターゲット1900」レベルの自分に合った単語帳を選び、地道に覚えましょう。ポイントは反復です。声に出したり手を動かしたりしながら、単語を覚えてください。
続いて文法です。明治大学では文法自体を問われることはありませんが、長文をスムーズに理解するために頭に入れておく必要があります。
演習問題を解きながら、基礎的な英文法はインプットしておきましょう。語彙力と文法を抑えたら、実践的な問題を繰り返し解いてください。明治大学の英語はスピードが求められます。ストップウォッチを使うなどして、スピード感をもって問題をこなしましょう。
なお、明治大学入試の「外国語」では英語以外にドイツ語とフランス語での受験も可能です。自信のある人は他の言語で受験するのも良いでしょう。

国語

明治大学の現代文では、硬質な評論文が出題される傾向にあります。一方古文は「大和物語」「住吉物語」など有名作品から出題されます。多くの題材にふれることで、本番に出題される可能性が高いです。
また、オーソドックスな問題が多いのも特徴となります。古文単語、文法、読解力など総合的に問われます。学部によって難易度は異なりますが、さまざまな問題を解くことで、対応できる難易度です。
なお、文学部のみ漢文が出題されます。問題は基本的なものが多いです。重要単語の読み・意味を徹底的に習得しましょう。特に助動詞・助詞の意味・用法・接続は完璧になるまで繰り返し覚えてください。
また、和歌修辞法や文学史なども覚えておく必要があります。英語と同様、反復学習で記憶に定着させることが重要です。英語と比べると覚えることが少ない分、他の科目との兼ね合いでスケジュール調整しやすいでしょう。

数学

明治大学の入試では、数学IIIを採用している学部は理工学部・総合数理学部です。出題形式はどの入試日程でも同じです。演習に慣れることが重要となります。「青チャート」などで完璧に解けるように計算力を高めてください。
標準的な難易度となりますが、時間が足りなくなるかもしれません。一般的な学校の進度は遅いため、予習することをおすすめします。早めに対策し、夏からは入試レベルの演習問題を解けるペースが好ましいです。

地歴

基本的には選択問題か語句記述となります。学部によっては3行での説明論述があります。早めに教科書を終え、とにかく問題をこなしましょう。
英語や古文と同様、徹底した反復学習が重要です。最初から1つ1つの語句を丸暗記しようとするのではなく、まずは流れを理解するようにしましょう。流れが理解できれば、覚えるべき単語も自然と記憶に定着しやすくなります。

公民

地歴と同様、基本的な知識を問う問題が多いです。語句を丸暗記するのではなく、システムの仕組みや成り立ちなどを体系的に理解することをおすすめします。応用問題対策に効果的です。

理科

物理・化学・生物の3科目から選択できます。早めに一通り学習し、早めに演習問題へと移行するようにしましょう。夏前に予習し終えた上で、夏からは入試レベルの問題を解けるペースが好ましいです。
物理では「力学的エネルギーの保存」「単振動」など、化学では「電池の電極反応と量的関係」など、生物では生物の反応や細胞についてが頻出テーマです。これらを中心に繰り返し学習してください。

明治大学の難しい学部ランキング5選

第1位:経営学部(62)
第2位:商学部
第3位:情報コミュニケーション学部
第4位:政治経済学部
第5位;文学部

経営学部

経営学部で最も難しい学部は経営学部です。偏差値は62.5〜65となります。2019年には一般入試の倍率が8.5を記録しました。とはいえ、2020年度には4.4だったため、変動はあるでしょう。
明治大学の経営学部では、「グローバル経営人材」と「価値創造人材」を輩出することを目標に、さまざまな授業科目を設置しています。1・2年次は、一般教養科目と語学を中心に勉強しますが、経営学、近代経済学、簿記論などの学部必修科目、基礎専門科目も学習します。
2年次からは経営学科、会計学科、公共経営学科の3学科に分かれて学科必修科目を学び、3・4年次には学科専門科目を中心に専門領域を深く研究する流れとなります。

商学部

第2位は商学部です。偏差値は62.5〜65、平均倍率は6.0となります。明治大学・商学部は私立大学初の商学部ということもあり、難易度が高めです。
明治大学の商学部では、伝統的な少人数教育を重視しています。1年次の「基礎演習」「文章表現」では、レポート作成やディベート、フィールドワークなど、大学での学問研究に不可欠な技術を身に付けることができます。
商学科一学科制を大きな器とし、学生が商学のあらゆる分野の基礎を学んでから進路を自由に選べる3年次からのコース制の採用や、従来であれば、卒業要件外となっていた科目をフリーゾーン単位として卒業単位に振り替えることを可能としています。
合計単位数が明治学部最大の134単位であることや「ダブル・コア」という2つのゼミに入る制度など、入学後もハードな学部です。

情報コミュニケーション学部

名前からすると何を学ぶ学部なのか見えにくい部分がありますが、その難易度はトップクラスです。自由度が高い学部として、人気を集めています。
情報コミュニケーション学部では、社会科学を中心に人文科学、自然科学の諸分野におよぶ多彩な科目が履修可能です。ワークショップ形式の授業やクリエイティブ科目も充実しています。
例えば、論文や文芸などの言語表現、ビデオやアニメなどの映像表現、ダンスやパフォーマンスなどの身体表現、ミュージッククリップやライブといった音楽表現など、カリキュラムでもこうした実践をワークショップのかたちで拡充中です。
「やりたいことは決まっていないけど、とにかく明治大学で学びたい」と考えている学生におすすめです。

政治経済学部

第4位は政治経済学部です。偏差値は62.5〜65.0、平均倍率は4.5となります。明治大学の政治経済学部では、独自のインターンシップ・プログラムで企業実習の機会を提供しています。
また、マスコミの仕事や公務員を目指す人のための特別な講座や指導研究もあります。政治経済学部は「国際人」としての教養と能力を身につけるカリキュラムも備えています。
夏休みの海外語学研修や、アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・オーストラリア・中国・韓国などにある協定校との交換留学の制度を利用して、在学中から国際的な活動の基盤を築くことも可能です。

文学部

第5位は文学部です。偏差値は60〜65.0、平均倍率は5.7となります。明治大学の文学部は3学科・14専攻と、細分化されているのが特徴です。
明治大学の文学部は1904年に設置された歴史ある学部です。文学部では、高校までの学校教育では受動的に蓄えられることの多かった知識の断片を総合的なものへと体系化し、自らのメッセージとして広く世界に向け発信できる学生を育てることが目標です。
また、文学部では中学校・高等学校の教員免許、博物館職員となるための学芸員、地方自治体の社会教育に携わる社会教育主事、図書館で働く専門職としての司書や司書教諭などの資格を取得するための指導を行う資格課程を備えています。

明治大学は難しくなっている?

明治大学は難しくなってきています。基本的にMARCHの最難関という位置にいますが、昨今は早慶レベルに近づいており、「早慶明」と言われる日がくるかもしれません。

明治大学が難しくなっている理由とは?

明治大学が難しくなっている理由としては、学生からの人気が挙げられます。オシャレな後者や女子人気に伴い、受験者数が急増中です。
2006年には7位だった「生徒に人気がある大学ランキング」は、2015〜2017年まで3年連続で1位を獲得しています。受験者数の増加によって、明治大学の入試は競争が激化し、難しくなっているといえます。

明治大学は2021年以降難しくなるのか?

2021年は感染症や制度改正の影響により、浪人を避ける傾向があったため、志望者数は増加傾向にありました。昨今の感染症の状況を考慮すると、2021年以降も同様の傾向が強まると考えられます。
受験生の「安全志向」が顕著となっています。これにより、早慶レベルの学生が少しレベルを下げて明治を受験する傾向が見られます。以上のことを踏まえると、2021年以降も難しくなると予想できます。

まとめ

明治大学は難しいですが、教科ごとに正しく対策することで、十分に合格できます。ポイントは基礎です。どの教科も基礎をしっかりインプットし、あとは問題演習で実戦感覚を身につけましょう。
学部としては、経営学部や商学部が難しいとされています。興味のある学部や勉強するべき科目を考え、しっかり準備してください。後悔のない受験生活となるよう、学習計画を見直してみるもの良いでしょう。