受験情報

2021.01.20

【明治大学経営学部の日本史】傾向と対策や過去問情報をご紹介

目次

明治大学の経営学部は、日本史を利用した受験が可能です。
受験前には大学ごとの出題傾向を掴むだけでなく、学部ごとの傾向や科目ごとの特色を読み解き、万全の準備をしておきましょう。

今回は、明治大学経営学部の日本史に焦点を当て、傾向と対策を紹介します。

過去問情報などにも触れますので、志望校のひとつとして検討している方は是非参考にしてみてください。

明治大学経営学部の入試情報

まずは、明治大学経営学部の基本的なプロフィールを紹介します。
概要を知っておくことで他の学部・大学との比較がしやすくなりますので、チェックしてみましょう。

入試方式ごとの入試科目と配点

明治大学経営学部に受験入学するためには、大学入学共通テスト利用入学試験もしくは学部別入学試験を突破する必要があります。
下記ではそれぞれで使用する科目と配点情報を紹介しますので、目を通してみましょう。

大学入学共通テスト利用入学試験

大学入学共通テストの利用入学試験では、3科目方式・4科目方式のうち希望するものを選択できます。

3科目方式を選択する場合、受験科目は下記の通りです。

・外国語(250点)
・国語(200点)
・地理歴史、公民、数学、理科から1科目選択(150点)

4科目方式を選択する場合、受験科目は下記の通りです。

・外国語(250点)
・国語(200点)
・地理歴史、公民、数学、理科から2科目選択(各150点)

外国語と国語は、どの科目方式を選択しても必ず受験が必要です。
それ以外の科目は選択科目となるため、得意分野に合わせて選択していきましょう。

学部別入学試験

学部別入学試験では、下記3科目を使って受験します。

・外国語(150点)
・国語(100点)
・地理歴史、公民、数学から1科目選択(各100点)

どの入学試験でも、外国語の配点が最も高いです。
次いで国語の配点が高い傾向にあるため、どの科目もバランスよく学んでいきましょう。

明治大学経営学部の学科ごとの偏差値

明治大学経営学部は、学科ごとに偏差値が多少異なります。

・経営学科62.5
・会計学科65.0
・公共経営学科65.0

明治大学内では平均程度の偏差値に落ち着くことが多いです。

明治大学経営学部の倍率情報

明治大学経営学部の倍率は、入学方式によって異なります。
大学入学共通テスト利用入試の方が倍率は高めであり、4.1~4.4程度です。
一方、学部別入学試験は、3.6~4.0倍です。

年度によって幅がありますので、模試等を利用しながら確実な合格力を身につけていくことが重要です。

明治大学経営学部の日本史の入試情報

ここからは、実際に明治大学経営学部日本史の入試情報を紹介します。
概要を掴みながら、傾向と対策を読み取っていきましょう。

基本情報

明治大学経営学部の国語は、60分で解答します。
大問3つで構成されることが多く、近代・近現代からの出題が大半を占めます。
しかし問題形式は多岐に渡っており、マークシート形式・記述形式・論述形式・史料問題までさまざまなので、対応力を上げておく必要があるでしょう。

明治大学経営学部の日本史の配点情報

明治大学経営学部の日本史は、大学入学共通テスト利用入学試験でも学部別入学試験でも、共に150点満点で計算されます。
数学・公民との選択科目であり、受験が必須である外国語・国語のように比重が高くありません。

明治大学経営学部の日本史の難易度・レベルはどれくらい?

明治大学経営学部の日本史は、標準レベルです。
特定の時代の出題に偏っていることから、比較的対策が立てやすいことが要因となっています。
ただし、出題形式は多岐に渡っているため、演習の種類は変えていく必要があるでしょう。
使う知識自体は平易であるため、教科書・参考書レベルを網羅できていれば問題ありません。

明治大学経営学部の日本史の傾向・特徴

ここからは、実際に明治大学経営学部の日本史について読み解き、傾向や特徴を掴んでいきましょう。
受験対策のカギとなるポイントでもあるため、しっかり把握することが大切です。

近代・近現代からの出題が大半を占める

明治大学経営学部の日本史は、近代・近現代からの出題が大半を占めます。
特に外交史や経済史などの割合が高く、経営学部生として必須の知識を試していると言えるでしょう。
また、殖産興業における建議書や台湾銀行破綻に関する話題など、経営・産業に関連性の深いテーマがピックアップされることが多いです。

史料問題が多い

史料問題も多く、教科書には掲載されていない史料が扱われることもあります。
そのため、世界史資料集には隅々まで目を通すなど、対策しておく必要があるでしょう。
時には大学独自で作成した資料・データ・図表・グラフなどが用いられることもあるため、ひとつの事象に対し時代背景や狙いまで関連させて覚えておくことが不可欠です。

論述問題はほとんど出ない

明治大学経営学部の日本史では、論述問題はほとんど出ません。
過去数問だけ出されたことがありますが、他学部と比較してもボリュームが少なめであり、1~2文のみで解答できる形式でした。
そのため、論述問題対策に時間を割くよりは単語のみの記述対策に力を入れ、漢字の書き取り含めて勉強していくことをおすすめします。

明治大学経営学部の日本史対策・勉強法

次に、更に踏み込んで単元ごとの対策法を確認していきましょう。
明治大学経営学部用の対策ができていれば、受験を突破する十分な学力を身につけられます。

史料問題対策

初見の史料が扱われることも多いため、とにかく初見力を鍛えることが重視されます。
教科書や資料集に掲載されている史料には全て目を通す他、他大学で扱われている史料問題だけをピックアップして解くのもよいでしょう。
実際に受験するかどうかは別として、多種多様な問題に触れ、思わぬ角度からの出題にも冷静に対応できる力を養うことをおすすめします。
大学選定に迷う場合は、國學院大學や立正大学など日本史の難易度が高い大学を優先するのがよさそうです。

正誤問題対策

明治大学経営学部の日本史は、ややこしい空所補充や正誤問題が多いです。
基本的な日本史用語の暗記が完了したら、年号・人物・地域など、関連する単語も含めて覚えられるよう、もう一度見直すのがよいでしょう。
「日本史の勉強=初見となる日本使用後の暗記」と捉えてしまいがちですが、実は時代背景などバックグラウンドの方が重要であることを把握しておくことがポイントです。

空欄補充問題対策

空欄補充は大半が日本史用語を問うものであり、経営学部の場合はそうレベルが高くありません。
教科書に記載されている用語を確実に暗記できていれば、問題ないでしょう。
ただし、記述形式で出題されることがあるため、漢字含めて正確に筆記できる必要があります。
書き取りにも重点を置きながら、反復しつつ覚えていきましょう。

明治大学経営学部の日本史対策におすすめの参考書

次に、明治大学経営学部の日本史対策をしたい人向けの参考書を紹介します。
それぞれ2冊ずつピックアップしましたので、参考書選びに迷っている方は検討してみましょう。

史料問題対策

次に、史料問題用の参考書を紹介します。
明治大学経営学部の日本史では毎年資料問題が出題されているため、欠かさず対策しておきましょう。

山川出版社『日本史史料問題分析と解説―史料をよむ』(會田康範)

教科書や資料集には掲載されていない日本史史料を豊富に扱っている参考書です。
解説のボリュームと実際の問題演習のボリュームが半々くらいになるよう調整されており、史料を読み解く力そのものを身につけたい場合におすすめです。
また、史料を年代順に並び替えるようなあまり見ない形式の出題も多く、総合的な力が問われます。

山川出版社『日本史 図版・史料読みとり問題集: 大学入学共通テスト・国公立2次・私立大対応』(菅野祐孝)

図版・史料問題に特化して作られた参考書です。
2部構成に分かれており、1部ではウォーミングアップとして大学入学共通テストレベルの問題が多く扱われます。
2部では国公立の2次試験や難関私立大対策ができるレベルにまで全体を底上げし、図版や史料の読み方や注目すべきポイントをひとつずつ解説しています。
問題量も58問と多めなので、明治大学経営学部の日本史対策にはおすすめの一冊です。

正誤問題対策

まずは、日本史用語を記述させる問題に対応できる参考書です。
一問一答方式で暗記する際にも活用できますので、基礎力のひとつとしてコツコツ取り組みましょう。

文栄堂『時代と流れで覚える! 日本史B用語』(鈴木和裕)

受験日本史頻出の用語を、3つのステップでチェックします。
それぞれまとめの章では穴埋め形式の空欄補充問題が扱われるため、暗記のためだけでなく問題演習のためにも便利な一冊です。
左ページでは基本的な時代・場所など時代背景を読み解くような情報が記載され、右ページでは歴史の流れを一連のまとまった文章で説明するよう記載されています。
ひとつの日本史用語を複合的に覚えたいときに向いている参考書だと言えるでしょう。

Z会『入試に出る 日本史B 一問一答 (入試に出る 一問一答)』(Z会出版編集部)

入試に出た形そのままの形態で日本史用語を暗記することに特化した参考書です。
ただ単語として暗記するだけでなく、通史・テーマ史・史料&難問の3ステージ別学習ができるよう工夫されているため、空欄補充以外の出題形式にも対応できます。
明治大学経営学部では特に史料問題の比重が高いため、これを使って対策しておきましょう。 4段階の頻出表示もあり、効率よく勉強したいときに向いています。

空欄補充対策

まずは、空欄補充に対応できるようにするための参考書です。
一問一答方式で暗記する際にも活用できますので、基礎力のひとつとしてコツコツ取り組みましょう。

山川出版『山川一問一答日本史』(日本史一問一答編集委員会)

大学受験日本史のパイオニアである、山川出版社による一問一答用参考書です。
問題演習の形式を取っていますが、英単語帳や古文単語帳と同じく、日本史単語帳として活用することも可能です。
ややこしい正誤問題にも対応しやすく、繰り返し周回しながら万遍なく覚えていくよう意識しておきましょう。

Z会『入試に出る 日本史B 一問一答 (入試に出る 一問一答)』(Z会出版編集部)

過去の入試で実際に出題された形式のまま、一問一答用参考書として編集された一冊です。
通史やテーマ史ごとに単元を区切って知識を問う問題も多く、時代の枠組みにとらわれることなく出題する明治大学学経営部向きの参考書だと言えるでしょう。
4段階別の頻出表示もあるため、受験学年以外でも始めやすい作りになっています。

明治大学経営学部の日本史の過去問情報

明治大学経営学部の過去問は、明治大学のオープンキャンパスなどで入手できます。
また、市販されている過去問集を使うこともおすすめです。
経営学部だけでなく他学部の過去問も参考にすれば、十分な演習量を確保できるでしょう。

まとめ

明治大学経営学部の日本史は、近代・近現代からの出題が圧倒的なボリュームを占めます。
狭く深く学ぶようなスタイルを意識し、確実に点を取るよう繰り返し演習するのがおすすめです。

入学を希望する人は、入試傾向を的確に掴み、対策していきましょう。
また、早期の段階で参考書の選定を終え、自分に合った学習法を確立することも大切です。